朝になって窓を開けたら・・・ ・・・墓〜!! 目の前ガッツリ墓地です |
ちょっと曇り空で心配ですが最終日スタート 平安神宮の大鳥居が見えます |
最終日最初の建築は「京都会館」 設計は前川國男、DOCOMOMO100選です |
平安神宮の近くにあるホールです 前川ファンとしては外せない存在 |
平安神宮の応天門 これは古典建築ではなく明治時代の建築です 設計は伊東忠太 |
そしてこれも何としても見たかった・・・ 夭折した天才・岩本禄の現存する唯一の作品 「西陣電話局」(1922) |
放物線をデザインしたファサード 現存する貴重な表現主義建築 西陣の住宅街のど真ん中の かなり見つけにくいところにあります |
京都御所横の「聖アグネス教会」 J.M.ガーディナー設計のゴシック風の教会 |
すでに昼12時を回り・・・ 今から広島行くか、帰るか迷いましたが・・・ 広島行きを決定!! |
午後2時前、ついに広島着 もう時間的にじっくりとは見られませんが それでも何としても見たいものがあったんです |
広島市内を走る路面電車 幸いにして空も晴れてきました |
原爆ドーム かつての「広島産業奨励館」です 1945年8月6日、この建築の運命は 永久に変わってしまいました・・・ |
原爆ドームと桜 ちょうど桜の季節でした |
そして・・・ こいつに会うために わざわざ広島までやってきたのです |
広島平和記念資料館(1955) 丹下健三の名を知らしめた出世作です |
戦後の現代建築として初めて 重要文化財にも指定されました これは実に画期的なことです 「文化財」として認められたモダニズムの名作 |
「戦後日本の建築はここから始まった」 戦後日本の建築の復活の象徴でもあります 本でしか見たことのなかった伝説の建築が 今、まさに目の前に・・・!! |
と、感慨に浸っていたら
ここで思わぬ事件が発生・・・
写真を撮っていたらいきなり上空から
何やらネバっこい物体がカメラを直撃!!
しかも何か臭いし!!
驚いて空を見上げると、青空の中を悠々と飛ぶ
一羽のカモメのジョナサンが・・・
まさかのカモメからの●●空爆!!
平和記念公園で空爆とはあるまじき行為だ!!
ってカモメに言ってもしょうがないけど・・・
幸運なことにカメラは無事でした。 |
気を取り直して・・・ こちらは旧太田川に架かる西平和大橋 この欄干はイサム・ノグチのデザイン |
路面電車と広島の街並み 広島は原爆の被害のせいで 古い建築はほとんどありません |
ボロい歴史を感じる小さなビル おそらく終戦間もなくの頃の建築 |
まるでマンガのような絶妙なズッコケ具合 この計算しつくされた角度、確信犯ですね・・・ |
そしてこの旅の最後の建築・・・ 世界平和記念聖堂(1954) こいつにも何としても会いたかった・・・ |
設計は丹下健三と並び称される巨匠・村野藤吾 丹下の平和記念資料館と一緒に 戦後建築初の重文指定を受けました
もうすっかり夕方です |
こいつを一番最後に見たかった・・・ 実際に見れて本当に良かった・・・ もうこの旅行も終わりか・・・としみじみ |
夕方の広島市街 改めてけっこう遠くまで来たなぁ・・・ ・・・とまたしみじみ |
広島駅で見かけた厳島神社観光のキャラクター その名も「清盛くん」 21世紀の現代日本では、あの平清盛も こんなにファンシーになっちゃうわけです |
4日間の旅行はこれで終わり!! 新幹線で東京に帰ります |
福山駅の近くで異様な風景が・・・ ビルの奥に突如現れたゴシックの大聖堂 しかもハンパなくデカイ・・・ え、ここ日本だよね・・・!?
次の旅行の目的地はここにしましょうか |
4日間の旅の間に訪れた 大阪、京都、名古屋を過ぎ・・・ 午後10時過ぎに東京に帰ってきました いや〜終わってしまった・・・ |